宅配クリーニングでトラブルを避ける為に気をつけること

宅配クリーニングというサービスが普及するにつれて、トラブルも増えています。

国民生活センターの調査によると、2014年の相談件数は2013年の3倍あったそうです。2015年はさらに件数は増加しているものと思われます。

宅配クリーニングで発生する特有のトラブル

クリーニングであれば、宅配に限らず、普通の店舗型クリーニング店でもトラブルは発生するものです。

しかし、宅配クリーニングの特徴に起因するトラブルというものもあるのは事実です。

①事前に傷みがないか、対面で確認できない

通常のクリーニング店では預ける時に店員さんがその場で預けるものに異常がないかチェックしますよね。そして異常(穴やほつれ等)があれば「ここ傷んでいますね」と言ってお客といっしょに確認します。

もちろんこれはクリーニングが原因で衣服に傷をつけたとクレームにしない為の措置です。

宅配クリーニングではこれができません。

②服の種類、点数が対面で確認できない

何点まとめていくらのところであれば問題ないですが、衣類の種類ごとに1点ずづ料金が異なる場合、店舗側が服の種類を取り違えると想定外の料金になってしまいます。

実際にワンピースをドレスとして扱われ、高額料金を請求されたケースもあるようです。

③クリーニング後に汚れが残っていても、直接交渉するのが難しい

汚れが落ちていなかった場合、近くのクリーニング店であれば、直接持っていってクレームすることができます。

しかし、宅配クリーニングの店舗は遠方にあるため、直接会っての交渉は難しいです。

トラブルは未然に予防できる

では、こういったトラブルにあわない為に、どのようにしたらよいのでしょうか。宅配クリーニングに出す際の注意点をまとめました。

①利用する宅配クリーニング業者の規則をよく読む

クリーニングに限ったことではありませんが、サービスというものは良いことは大きく見やすく書いているものです。そして肝心な注意点は小さく目立たないところに書いています。

例えばまとめて10点5000円というコースの場合、その中にコートやダウンジャケットを含めてもよいかどうかは宅配クリーニング業者によって違います。

あなたが出そうとしている衣服が全て明確にOKなものであれば問題ありませんが、注意点を見てもわからない微妙なものを出す場合は、宅配クリーニング業者に直接電話して確認するのがベストです。

②出す前に自分で検品する

万が一クリーニング後に衣服が傷ついて戻ってきた場合、事前に検品しておかないとクリーニングによってついた傷かどうかが判断できません。

宅配クリーニング業者も検品してくれますが、自分でも出す前に傷や汚れをチェックしておきましょう。特に気になる部分はスマホで写真をとっておくと良いです。

宅配クリーニング業者に賠償制度はある?

万が一、宅配クリーニング業者に出して衣類が事故にあった場合、賠償されるのでしょうか?

調査したところ、どこの宅配クリーニング業者も全国クリーニング環境衛生同業組合連合会[クリーニング事故賠償基準]という一定の基準に基づいて賠償してくれます。

宅配だから賠償されないという訳ではありません。

ですので、利用者に落ち度さえなければ賠償はしてくれますのでその点は安心ですね。

預かり品が破損した場合 クリーニング業者の過失により、洗濯物を破損させたケースです。

この場合、衣類の種類と使用月数に応じて賠償金額の割合が決まります。

たとえば、1年使用したスーツをクリーニング業者が破損させた場合、新品購入金額の49%が補償金額になります。

詳しくはせんたく便の賠償基準をご覧ください。

預かり品が紛失した場合 洗濯物を紛失するケースも基準が設けられています。特に宅配クリーニングの場合は、運送会社も経由する為、通常のクリーニングよりは紛失のリスクは高いと考えられます。

洗濯物が紛失した場合は、次の算定方式を使用します。
(1)ドライクリーニングの場合 クリーニング料金の40倍
(2)ランドリーの場合 クリーニング料金の20倍

 

紛失は破損の場合と違い、預けた品の新品価格は反映されないようです。高価なブランド品をクリーニングに出そうと考えている方は確率は低いと思いますが、紛失のリスクは頭に入れておいたほうがよさそうです。

各業者ごとの取り扱い不可のもの

当サイトで紹介している代表的な宅配クリーニング業者で、取り扱いできないものをまとめました。

これに該当するものをクリーニングに出してしまうと、利用者の過失に相当し、賠償の際に割り引かれてしまうのでご注意ください。

リナビス ×皮革・毛皮製品

×下着類・水着

×濡れている衣類

×汚物がついたままのもの

×ペットが使用したもの

×ドライクリーニング、水洗い不可のもの

×汚れややぶれがあまりにもひどいもの

×布団、毛布、枕などの寝具類

※ただし、お困りのものがあれば事前に相談可能です。どうしても頼みたいものがあれば相談してみましょう。

せんたく便 1)皮革・毛皮製品
2)着物・和服類
3)肌着・下着類
4)帽子・ドレスなど輸送中に型崩れが危惧されるもの
5)乾いていない衣類(輸送中にカビ、においが付く恐れがあるため)
6)布団・毛布・枕など寝具類
7)礼服・制服類(急なご入用の際に、ご希望日にお届けできないため)
8)商品により自然乾燥しないと衣服にダメージを与えると判断した場合は、ご指定の納期通りにお届け出来ない場合がございます。
9)その他、クリーニング不可能と判断したもの

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